01.朱 「貴様はその髪色で困らなかったのか?」 隣に座る調子のいい男にふと気になったことを尋ねる。なんでも黒と青を尊ぶ国柄であるらしくこの男が纏う軍服にもそれが如実に表れている。 ぼーっと風に吹かれていたらしい男はへ?と間の抜けた顔を晒した。 …
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